株のトレードを始めたいけど何からしたらいいのか全く分からない…
具体的にどうしたらいいの?
株でトレードを始める前は何をどういった手順で行っていけばいいのか分からないですよね。
そう悩んでいる方のために参考になるような手順や勉強方法について解説していきます。
口座開設する
株を始める際にまずやるべきことは口座を開設することから行いましょう。
先に気になった複数の証券会社は全て開設しておいた方が良いです。
例えば、1つの証券会社だけを使っている内に以下の理由で後から他の証券会社を使いたくなります。
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- 手数料が安くなったから移行したい
- 他サイトの情報を見ている内に取引が便利そうだから使ってみたい
- IPO取引をしたいが取り扱い銘柄が多いから開設したい
後から開設しようとしても1週間とか時間がかかったり、再度免許証などの準備で面倒ですから「やっぱり開設しておけば良かった…」とならないように、とりあえず目についた証券会社は片っ端から一気に先に作っておくことを推奨します。
別に年会費が取られてるわけではないですから、開設しておいて損はないと思います。
トレードスタイルに合わせたオススメの証券会社
スキャルピング、デイトレード、スイングトレードの各スタイルに合った証券会社を紹介します。
証券会社の手数料は1年くらいで目まぐるしく変わっていく場合があるので常にチェックしておきましょう。
スイングトレードをする方におすすめ
SBIネオトレード証券
スイングトレードとデイトレード2つどちらも取引したい方はSBIネオトレード証券はおすすめです。
現物取引と信用取引は他と比較した時にどちらも手数料が安いので私は使っています。
SBI証券
SBI証券は資金が300万円以下のスイングトレードで取引をする方にいいです。
初心者の方は現物取引のみを推奨しますが、もし信用取引での買いも考慮しているのであれば、SBI証券では現物で100万円分 + 制度信用取引で100万円分 + 一般信用取引で100万円分で合計300万円まで手数料が無料となっています。
また、信用取引での話になりますが「日計り信用」があり、1日で決済を済ませるスキャルピングとデイトレードをする人は手数料、金利、貸株料が無料になっています。
スキャルピングとデイトレードをする方におすすめ
楽天証券
信用取引でスキャルピングとデイトレードをやる人には楽天証券がいいでしょう。
「1日信用」があり、SBI証券と同様に手数料、金利、貸株料が0円になっています。
楽天証券では米国株の信用取引が可能になっています。
ストップ高とストップ安の制限がないので日本株よりも一気に増やせる可能性がありますが、同時にリスクもあるのでハイリスクハイリターンです。
25歳以下の方は松井証券がおすすめ
25歳以下は現物手数料がどれだけの金額で約定しても無料なので全てのトレードスタイルでおすすめです。
26歳以上の方は1日信用で楽天証券と同様に手数料、金利、貸株料が0円になっています。
板読みで判断したスキャルピングをしたい方は取引ツールが他の証券会社より使いやすいのでこちらを使った方がいいかもしれません。
勉強方法3つ
本を3冊くらい読む
まず始めにやっておくことは本を読むことです。
今の時代では株式投資のトレードに関する書籍が多く販売されているので目安として3冊くらい読んでみましょう。
トレーダーの方は特に以下の3つの事に関した書籍を読むといいです。
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- テクニカル分析のやり方
- 手法関連
- メンタルと資金管理について
特に3つ目のメンタルと資金管理に関しては大切であり、私がよく読んでいた「マーケットの魔術師」と言われる本はおすすめです。
主にトレードに関したメンタルや資金管理などの事について書かれており、負け組と勝ち組の共通点が何なのかよく理解できる内容の書籍になっています。
繰り返し読むことによって、相場のことがよく分かるようになってくるので読んでおくことを推奨します。
確かに手法も大事ですが、同時にメンタルや資金管理も勉強しておくべき非常に重要なことですから、それに関した本も読んでいた方がいいです。
9割のほとんどは負けると言われていますが、 ルールを守るための強靭なメンタルや資金管理が伴っていないことも1つの原因とも言えます。
ですから、手法、メンタル、資金管理の3つを全ておろそかにせずに勉強していく必要があります。
サイトやYoutubeなどの動画で学ぶ
今は本を読まなくてもサイトや動画などでもある程度のことは勉強できるようになっています。
YouTubeなどが普及する前までは本を買い漁る必要がありましたが、今はサイトや動画で情報がありふれているわけですから、そこから学ぶこともいいでしょう。
ですが、出版社から本を出している人の方がどこの誰が作ったか分からない情報を出しているサイトなどよりも信用性が高いので、お金に余裕がある人は書籍を購入した方がいいと思います。
セミナーに行く
知っている有名なトレーダーの方の勉強会やセミナーなどがあれば行ってみるのもいいでしょう。
サイトなどでは分からなかったことなどが理解できるかもしれないですし、良い情報が手に入るかもしれません。
とにかく凄そうな人だからといってセミナーに行くと詐欺に引っかかる可能性もあるから気をつけましょう。
証券会社のツールや取引方法などを確認する
証券会社の口座を開設したら次は1つずつ取引ツールなどを実際に触って確認していきましょう。
その中で一番しっくりきた取引のやり方ができる証券会社を使いましょう。
使いずらい所を使うと売買ミスを起こして大きく損失してしまう原因にもなりますから、最初からしっかり選んでおくことは大切です。
初心者の方は実際に取引を始めたらわかりますが、まだトレードに慣れていない時にどうしても損失を発生させてしまう別の問題が出てきます。
例えば、損切りをする時には基本的に逆指値を設定する事になるのですが、取引画面で逆指値設定を1000円「以下」になったら成り行きで損切りすると入力したはずなのに、よく見たら間違って1000円「以上」で入力してすぐに約定してしまい建値より下であれば損失してしまう場合があります。
こういった事はよく起こるので慣れるまでは大金を投入して取引しないように注意が必要です。
本を確認しながらチャート分析する
チャート分析に入る前に、使っている証券会社のチャートを開いて過去を分析するのも良いですが、過去に遡れるチャートの日にち範囲が狭かったり、取引ツールが使いづらいなどの不満を持つことがあります。
その場合は、過去のチャートを分析する際に特化している「TradingView」というサイトがあります。
月額プランに入ると1分足や5分足の過去の値動きをリアルタイムで確認できるので手法を確立させる時には、止まっているチャートの状況で判断するよりもエントリーが明確になるので収支結果の信用性が高くなると思います。
チャートを開く準備ができたら実際に本や動画などを確認しながら分析をしましょう。
トレンド系の移動平均線やオシレータ系のMACDなどを表示させて本の解説と照らし合わせながら分析します。
見方や使い方がある程度分かったら次に売買ルールを作成する必要があります。
初心者の方は売買ルールをしっかりと構築せずに何となくでトレードをする方は多いでしょう。
そうした場合はまず投入した資金は減っていきます。
私が初心者の時はルールの事がよく分かっておらず、「そんなの無くても大丈夫だろう」で取引していましたが負けます。
ルールもない取引はギャンブルをしている事になっています。
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- 必ず「売買ルール」は必要ですから自分なりに決めていきましょう。
売買ルールとは何か?
売買ルールが何なのか分からない人も多いでしょう。
例えばですが、25日移動平均線より上で終値が確定したら次の足で成り行きエントリーする。
25日移動平均線の下で終値が確定したら利益確定か損切り決済を行う。
このように決まったエントリーと利確や損切りを毎回行う方法のことを「手法」と呼ばれます。
売買ルールには資金管理も含まれており、1回の取引で資金の最大1%で損切りする方法などがあります。
デモで取引
ルールが決まったら実際にデモで取引しましょう。
デモ取引ではお金を失うことに対するプレッシャーがないので、メンタルに対する勉強代として無くなってもいい金額から実際に始めても良いかもしれません。
特に、実際にお金を大きく賭けてしまうほど守る事ができなくなってきますから、大金から始める場合は注意しましょう。
月単位でプラスを確認できたら本格的に始めてみる
デモや少額で月単位でプラスになったことを確認せずにいきなり本格的な資金を投入して始める方が多いと思いますが絶対にやらない方が良いです。
資金を投入してもプラスにはなりません。
デモ取引と実際にお金を賭けた取引は一緒のようで全く違います。
稼ぎたいと焦ってしまうのは分かりますが、損失になりますから実際にやるにしてもまずは少額から始めて少しずつ追加していくような方法を推奨します。
まとめ
株を始める時はまずは口座開設をしましょう。
後から証券会社を移行したくなる場合がありますから、なるべく大手の証券会社は全て開設しておくことを推奨します。
トレードスタイルに合わせて手数料の安い所を予め選択しましょう。
勉強方法では以下の3つの方法があります。
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- 本を読む
- サイトや動画で学ぶ
- セミナーに行く
口座を開設したら1つずつ使いやすい取引ツールを確認しましょう。
初心者は売買ミスで損失をしやすいのでなるべく間違えにくい取引ツールを選択することも必要です。
本を見ながらチャート分析をしましょう。
一通りテクニカル分析などの方法を学んだら、次に売買ルールを作成してください。
ルールがができたら実際にデモ取引か少額からトレードを行ってください。
テクニカル分析のやり方については私が過去の記事で解説しているので良ければ参考にしてみて下さい。