決算またぎってしたらいけないの?
結論から言いますと、決算直前あたりからポジションを持っての持ち越しはやめた方がいいです。
決算内容が良くても必ず上昇するとは限らないからです。
持ち越した時には発表後に良かったにも関わらず大きく下落してしまい大損してしまうということがあります。
この記事では決算またぎによるやってしまうと危険なことや決算後の特徴について解説していきます。
決算またぎはギャンブル
決算では良いと予測を立てて結果内容が良かったとしても、上に行くのか下に行くのか分からないギャンブル要素があります。
なので、決算の良し悪しで上がり下がりを狙ったトレード方法で利益を出すのは難しいです。
というのも、直前で保有して下がった場合にはかなり大損する可能性が高いからです。
私は初心者時代に決算の時に大きく上下することを知らずに持ち越して保有してしまい、次の日に大きく下に窓を開けて-10%になっていて大損したことがあります。
さらには予想外の急な損失だったので損切りができずにいて、その翌日の寄り付き後にさらに勢いよく下がっていたので10:00内には損切りしていた記憶があります。
ですから、大きく下落した場合には損切りできなくなって大きく損失したり、最悪の場合は塩漬けになってしまう可能性もありますから注意した方がいいです。
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- 決算をまたぐのであれば目安として-20%近くまで下落しても建値以上であれば保有してもいいと思います。
なぜ-20%なのかと言いますとストップ安の場合を考慮した場合に少し安全だと言えるからです。
それでも再度ストップ安になる可能性もありますから、自分がこれくらいまでならそのまま保有しておくという範囲を予め決めておくのもいいでしょう。
決算前には一度手放す
エントリーから決算発表前の価格と近いのであれば一度手放しておいた方が良いでしょう。
その方が大きく下落した場合に大損を回避することができます。
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- 大きく利益を狙うのもいいかもしれませんが、大損した状況になると塩漬けになる可能性がありますから、リスク重視で考慮することを推奨します。
その後から再度またポジションを持ち直すような方法もいいでしょう。
決算発表がされる時間帯
なので、翌日の寄り付き後は大きく窓をあけている場合が多く、上がっていれば利益が大きく、下がっていれば大損するわけです。
必ず16時に発表ということはありません。
朝の8時あたりの時間だったりもします。
ザラ場中でも決算発表はありますから、決算日にトレードするのは控えた方がいいでしょう。
決算は良かったのに株価が下がっている原因
決算前に株を買って大引けの発表時に良い結果を見て「やったー!翌日は大きく上がるぞ」と思っていても、翌日の寄り付きになると大きく株価が逆に下がってから始まっていたなんてことはあります。
何故下がってしまうのかの原因の1つに、織り込み済みで決算発表日に株価が下がってしまうことがあります。
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- 大体上がり始めるのは決算前の2週間前から1ヶ月前くらいになります。
ですから、決算日の2週間前くらいまで下がっていた銘柄が上がり始めるような場所から買って利益を狙う方法もいいと思います。
そして決算日の1日前に利益確定をするのです。
決算後の特徴
決算発表後はボラティリティが通常よりも高くなる場合がほとんどです。
まとめ
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- 決算またぎはギャンブル要素が高いので、直前近くからポジションを保有すると大損する可能性があるのでやめましょう。
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- 決算前には一旦ポジションを放して再度決算後の動き方によって持ち直すのか決めた方が損失せずに済みやすいのでおすすめです。
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- 決算発表がされる時間帯は多くが大引け後の16時くらいになります。
もちろん必ず16時でなくて、寄り付き前の8時とか市場休憩中の11時30分〜12時30分の間だったりザラ場中などばらつきがありますから、その時に大損しないように気をつけましょう。
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- 決算が良かったのにも関わらず下がってしまう原因の1つに、織り込み済みだったということが挙げられます。
決算の2週間前くらいから株価が上がったあと、発表後になると下がってしまうというわけです。
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- 決算後の特徴として通常の日よりもボラティリティが大きくなったり出来高が高くなり、トレンドが出やすい傾向にあります。
この日はデイトレーダーの方には利益が出やすいのでおすすめです。
これらを参考にして良い収支結果にさせる為の対策を行いましょう。