新高値での手法ってどういった方法がある?
新高値では一気に上がる場合もありますが、下がっていく場合もあります。
買いになりやすい場合と空売りした方がいい場合の2つの方法がありますから、それぞれに対応した手法について解説していきます。
新高値で買う
新高値は過去の最高値をブレイクアウトしたら新高値となります。
ここでは新高値をブレイクしたら買いで入る方法になります。
以下の画像を例にして解説します。
まず、前回の最高値をブレイクアウトして新高値になったら買いでエントリーします。
新高値でブレイクアウトでの注意点としてはザラ場中に前回の最高値を下から上抜いて新高値になった場合だけ買いでエントリーしましょう。
もし、ざら場中ではなく新高値が上窓あけしてから寄り付いて始まった場合は下に下落しやすい傾向にあるのでエントリーしない方いいです。
また、損失額が合わせにくいデメリットもあります。
この時に買う場合のもう1つの注意点として、逆指値で予め設定した方がいいのですが指値設定ですと約定しない場合があるので、必ず約定させるために成り行き設定で行うことをおすすめします。
ですが、成り行きを入れる場合は必ず全ての株価に板が埋まっていて、購入する株数に対しても十分に買えてしまうくらいの板の厚さが必要です。
損切りと利益確定を設定する
買いでエントリーしたら次は損切りと利益確定を設定します。
損切り設定ですが、新高値ブレイクアウトしたローソク足の前回の足の安値部分に損切り設定をしましょう。
何故かと言いますと、この部分はブレイクアウトした後に上昇の勢いがなかったと判断し、これから下落していく可能性がある目安となっているからです。
利益確定場所ですが、損小利大にすることがプラス収支にさせやすくさせるための基本ですから、リスクリワード1対2で設定します。
設定方法ですが、買いエントリーと損切り場所までの幅をリスク1と設定します。
次に、リスク1の幅を2倍に広げて上の位置に利益確定を設定しましょう。
これでリスクリワード1対2で設定することができました。
ですから、リスクリワード比率は1対2設定が丁度守れやすいバランスにあるのでおすすめです。
陰線なら即損切り
先ほどの損切り設定に加えて新高値をつけたローソク足が陰線になった場合に優先的に即損切りする方法もリスクを抑えられるのでいいです。
陰線になってしまうと下に戻されていますから下落する可能性が高いです。
なので、早めに見極めて撤退する方法も追加して加えてみるのもいいでしょう。
ですが、早めに撤退することで収益性はよくなる可能性はありますが、その代わりに勝率は悪くなりやすいので、それでもルールが守れやすいのかどうかを重視して判断するようにしてください。
新高値後の押し目で入る
新高値をつけた後に押し目で入る手法があります。
先ほどは新高値をつけたと同時に入る方法でしたが、その後に銘柄によってはだましが入りやすい場合もあります。
ですから、その対策として一旦上昇してからだましでないことを確認して調整で下がってきて再度上昇の反転から買いでエントリーする方法があります。
まず、前回の最高値をブレイクアウトして新高値をつけたことを確認します。
次に新高値ラインよりも安値が上に離れたことを確認しましょう。
そして、一旦下落してきた時に前回の高値をざら場中にブレイクアウトしたら買いでエントリーします。
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- 前回の高値をブレイクアウトすることによって、上昇する転換として見込んでエントリーしています。
損切り場所ですが、買いエントリーした前回ローソク足の安値の少し下に設定します。
買いエントリーと損切り場所をリスク1として設定して、リワードは2倍にしたリスクリワード1対2に設定しましょう。
陰線になると空売りで入る
最後は新高値をつけたら空売りでエントリーする方法になります。
先ほどでは買いで入って陰線になると即損切りする方法がありました。
空売りの場合では新高値をつけてからその日に陰線が確定した時に次の始値から空売りでエントリーします。
その日に陰線ができると下落に転換する可能性が高いですから、その次の足から空売りでエントリーするわけです。
損切りの設定ですが、空売りエントリーした前回ローソク足の高値の少し上で損切りを設定しましょう。
利益確定ラインは、エントリー場所と損切りまでの幅をリスク1で設定して、リワードは2倍の幅にして下に設定しましょう。
まとめ
新高値での手法を以下の3つの方法で解説しました。
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- 新高値で買う
- 新高値後の押し目で入る
- 陰線になると空売りで入る
新高値で買う方法はうまく入れて一気に伸びるとリワードを大きく取れます。
ですが、しっかり見極めてリスクリワードを調整しないとマイナス方向になりますから、これらの手法を参考にして自分なりに検証して手法を構築することが大切です。