トレード日記つけるの面倒だからやっていないんだけど必要なの?
結論から言いますと、トレード日記は勝ち組に入るためには超重要です。
これをやるのか、ずっとやらないままトレードを続けているのかで収支結果に大きな差が出ると言えます。
今回の記事ではトレード日記が必須な理由について解説していきます。
面倒くさいが絶対にやった方が良い
トレード日記を書くことが面倒なのは分かりますが、毎日つけていると見違えるように収支結果が変わります。
損失をすると人は忘れやすいです。
そしてまた1ヶ月後には同じ過ちをしたりします。
これは何回も繰り返し損失を行っても分からない場合があります。
学校のテスト前にただ教材を読んで頭の中だけで覚えようとしてもすぐに忘れるはずです。
特別な記憶力がないかぎり、断然ペンを持って何度も書いた方が記憶に残りやすいです。
何か新しい仕事を覚えるにしても、何かしら間違ったことをした時には、なるべく細かくメモをとって改善した方が何も書かないよりかは頭の記憶に残りやすく覚えやすいです。
損失した場所のメモを細かく記入して「もうこの状況が来た時にはやらない」と決めて再度同じ状況が来た場合には、書かないよりかは損失を抑えやすいと思います。
ノートで書いた方がパソコンのメモ帳で打ち込むよりも記憶に残りやすいという論文もありますから、ノートを持っている人はなるべく手書きで記入しましょう。
私が初心者の頃は本やサイトや動画などでトレード日記をするといいと言われていたのを見ていましたが、その時は面倒くさがっていたり「やっても意味がない」と思っていました。
というのも、過去検証してルールを守るとプラス収支にできるだろうと思っていたからです。
ですが、一向に月単位ではプラス収支結果にはなりませんでした。
これが大体1年ならないくらいだと思いますが、本や動画などで再度学んでいる時にトレード日記をつけた方がいいという内容を見たときに、やっと意味がないと思っていたトレード日記を面倒ながらも書くようになったわけです。
そして損失を見返して確認した時に、自分でも今まで気づかない内にルールを少しだけ外れていたことが分かったわけです。
例えば、利益確定場所の少し前から下がった時に利確していたり、本来損切りする場所よりも実は遅めに切っていたりしていたのです。
それに気づいて少しずつ反省して改善していく内に、収支結果が少しずつプラス方向に傾いていき月単位でやっとプラス収支に持っていけました。
なので、勝ちたいのであれば書いておくことを推奨します。
改善する気づきが出てくる
ただ書いているだけでは意味がありません。
何となく上がりそうだったからエントリーして損失した時に、その時の相場状況や入る時の感情などを細かくノートに記録していくと改善する気づきが与えられます。
その時に何度も反省していくと本人も気づかなかった悪い癖が分かってくるようになります。
それを少しずつ修正して改善し、二度とやらないように省いていくことによって損失と取引回数が少なくなっていくので収支結果が大きく変わり勝てるきっかけになる可能性が高いです。
ですから、今マイナス収支の結果が毎月出ている人でプラス収支に持っていきたいのであれば、トレード日記は必ず書いておきましょう。
株本よりも勉強になる
株の本を何冊も読んで勉強する時間に充てるよりも、自分の使っているルールに対してプラスにさせるための改善を行っていく時間に充てた方が重要です。
ひたすら手法探しのループで何回も損失に陥ってしまいやすいです。
トレード日記の書き方
トレード日記の付け方をどう書いたらいいのか分からない人はいると思います。
以下を参考にして記入して不足している部分があれば追加していくようにするといいです。
【エントリー日時】4/7(金) 9:13
【買いか空売りか】買い
【株数 】100株
【エントリー価格】 1000円
【利益確定価格 】 1100円 ←利益確定場所が決まっていたら記入
【損切り設定価格】 900円 ←損切り場所が決まっていたら記入
【決済価格 】 1080円
【損益 】+8,000円
【反省点・改善点】利益確定前で下がってきたので途中で利益確定してしまった。もし待っていたら利益確定場所で利確できて+10,000円になっていた。
これを利益確定しても損切りだったとしても結果を毎回面倒くさがらずにやることが大切です。
月単位で再度見返して、利益確定できた場合と損切りだった場合を振り分けて改善していきましょう。
まずはなるべくポジションを無駄にとらないように、損切りしたトレードを除外して我慢する癖を身につけることから始めた方がいいでしょう。
まとめ
トレード日記は面倒くさかったり、意味がないと思うかもしれませんがやっておく癖をつけましょう。
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- 頭の中だけで損失したことを記憶しようとしても1ヶ月後には忘れて再度同じところで損をしやすいですから、ノートに書いて体で覚えた方が記憶に定着しやすいです。
ノートに損失したことを書いていると改善点が見えます。
本人でも気づかずにエントリー場所が少し違っていたり、利益確定を早めていたり、損切りを遅めてしまっていたりします。