【相場は生き物】手法が通用しなくなる原因と対処法について解説

先に結論から言いますと、苦手な相場に合った別の手法を構築するか、再度手法が通用するまで待ちましょう。

相場は少しずつ変化していくので苦手な相場というのは必ずどこかで訪れます。

この事を理解せずに手法を過信しすぎて取引しているとメンタルが崩壊してしまい、いずれどこかで資金を大きく減らしてしまいかねません。

この記事では手法が通用しなくなってしまう原因や対処法などについて解説していきます。

手法は通用しなくなる

「この手法はずっと使える」と思っていても、相場は都合よく動きませんから一生涯使えるとは限らないし、相場は生き物と言われているように相場が変わった時にいつ手法が通用しなくなるのか分かりません。  

買いのみで長い期間下落されると適応できない手法だったので、2022年は苦手な相場であり何回も損切りされていたわけです。

下落相場でも逆張りの買いのみで利益を上げる人はいると思いますが、当時の私は順張り手法を使っていてエントリーや利確と損切りの幅などに考えられる原因としてあるわけです。

その後は下落相場でも利益を得るために、買いと空売りのどちらも取引を対応させるための手法を1年くらい試行錯誤して確立していきました。

「一生涯手法は使える」と思っても相場はそんな簡単に勝てるように出来ていないということを理解しておいた方がいいです。

勝率は幻想 

過去検証で勝率60%で実際に100回取引した結果が60%であったとしても1000回くらい大数を重ねていった場合に今後必ずしも60%近くに収束するとは限りません。

たまたま現在の結果が60%になっている可能性があることも考慮した方が良いです。  

コイントスをして表か裏で50%の確率で当たるのは分かりますが、相場に決まった勝率は不明であり存在しません。

相場は不確実性がありますから、ある日を境目に急に勝率が悪くなって連敗が多くなり、成績が悪くなってしまう時がありますから気をつけましょう。  

過信して取引してはいけない

初心者の方はルールを守って利益がすぐに出来た時に調子に乗って手法を過信しすぎて株数を上げると思いますが、連敗する時が来た時にはガッツリ利益分を飛ばしてマイナス収支になります。

さらには相場に合わなくなった手法でこれをやってしまうと、ムキになってどんどん大きく賭けてしまい大損失する可能性があります。

特に過去検証して手法が思った通りにすぐに3連勝とか続いた場合にいきなりやってしまったりすると思います。

これでは連敗がきた時に大きくやられてしまうので、手法を信じすぎず、期待せずに取引を行った方がいいでしょう。

手法が通用しない時の対処法

手法が通用しなくなった時にどうしたらいいのか以下の2つの方法が考えられます。

1つ目にある手法が通用しなくなった苦手な相場が来た時には、別の手法を構築するのも良いです。

トレンド用で作成していた手法であれば、レンジ相場用で作成するとか、苦手な相場になる原因を把握して、それに適応した手法を使い分けて対応するのも一つの改善策になるでしょう。

2つ目にある、手法が再度通用できる相場まで待つ方法として、トレンド相場に得意な手法であれば、大きな時間足、週足や月足を見て「この場所で入ると通用しやすいので再度手法を使用する」などして判断した方がいいと思います。

手法はいくら改良しても全ての相場に合わせることが出来ないので待つのが最善かなと思います。

まとめ

相場は少しずつ変わっていくのでどんな手法でも苦手な相場が必ず訪れてしまいます。

ですから、手法が通用しなくなったら苦手な相場に合った別の手法を構築するか、再度手法が通用するまで待つ必要があります。

手法を過信しすぎて取引するのは控えた方がいいでしょう。

手法が通用しなくなった時の対処法として、1つ目は苦手に相場に合った別の手法を構築する、2つ目は再度手法が通用する相場が来るまで待ちましょう。

解説した対処法を参考にして自分に合った方法を見つけてみましょう。

別の手法を構築する場合は、以下の記事で押し目買い手法について解説していますので良ければ読んで参考にしてみてください。

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