連敗してメンタル崩壊した時の対処法について解説

結論から言いますと、損失額を再度勝てるようになるまで下げた方がいいです。

何故なら損を取り戻すために購入金額を逆に上げてしまう場合があり、さらに損失を拡大する原因になってしまいます。

そうなってしまうとさらにメンタル面が悪化してしまいルールを守れなくなってしまう可能性があります。

この記事ではメンタル崩壊してしまう原因や、どういった対処をとるとメンタルを安定させることが出来るのかについて解説していきます。

連敗は必ずやってくる

3連敗しただけでほとんどの人はルールを守れなくなってしまいますが、そこでやめてはいけないと思います。

メンタルが崩壊してしまうのは分かりますが、その前に想定する最大連敗数を検証結果から把握していますでしょうか？

これが大前提として分かっておく必要があります。

このことを予め理解しておかないと利益が出ません。

その時にやたらと連敗してしまいますが、そこで諦めてやめてしまうと本来であれば資金は増えるはずなのに手法を信じられなくなってしまい、メンタルが崩壊して別の手法にすぐ切り替えてしまいます。

この癖が身についてしまうと、ひたすら手法探しに彷徨い続けて中々勝てない原因にもなります。

これではどの手法を使用してもすぐに通用しないということになります。

まずは別の手法を探す前に一度立ち止まって再度検証して想定最大連敗数を事前に把握したり、他に改善できないか、または様子を見てプラスになっている手法なのかしっかり確認してからにしましょう。

手法よりメンタルが重要

多くの方は勝てる手法を追い求めがちですが、それよりもルールを守るメンタルの方が重要です。

例えば、過去検証を行ってプラス収支になる手法ができたとしましょう。

プラスにさせるための手法は必要ではありますが、いくら勝てる手法であったとしてもルールを守るための強靭なメンタルがなければマイナスになり負けてしまいます。

ほとんどの人は勝てることが分かっているのにも関わらずルールを守れていないのです。

だから負けてしまうのです。

これではいくら何十時間、何十年と検証してもルールを徹底して取引するメンタルを持たないと無駄です。

月単位で損失したなら見直す

月に5回のトレードであれば売買ルールをまだ守った方が良いと思いますが、目安30回以上トレードしても合計して損失が出るようであれば収益が出る可能性が低いので修正した方が良いでしょう。

この30回は必ず少しもルールをずらしていない事が条件です。 

そして、共通した損失場所と利益確定できた場所を振り分けて悪かった場所だけを省いて多く利確した場所だけを残し、再度手法を改善した上でまた30回行ってみましょう。

この作業を繰り返してしっかりルールを守れているとプラス収支になるはずです。

メンタル管理は重要

仕事の人間関係などが原因でいつもよりストレスが溜まっていたり、体調が悪かったりなど調子が出ない時は無理にトレードするべきではありません。 

ストレスを相場にぶつけてしまって収益のパフォーマンスが悪化する可能性がありますから何もせずに休息をとった方がいいです。

連敗してしまう原因になりかねませんし、無理にトレードしても負の連鎖が起きるだけなので控えましょう。

ルールを守る癖を身につける方法

ルールを守れない人にありがちなのが、損益結果が出るまでチャートを見ていることです。

チャートを見ていないくても、その間ひたすら気になってチャートを開きたくなる気持ちは凄く分かりますが、収益が悪化してしまう原因になりやすいので収支結果がスマホの通知で出るようにアラート設定をしておき、我慢して何とか忘れるために別のことをする必要があるでしょう。

メンタル崩壊したら損失額を下げる

連敗した時には無理に株数を同じ比率で取引するのではなく、再度勝てるようになるまでは株数を下げるのもいいです。

その方が入れなくなってしまう不安が軽減されるのでメンタル面として良い結果になります。

または一旦やめて再度勝てることが確認できてから取引を行うのもいいでしょう。

まとめ

メンタル崩壊してしまった場合は損失額を再度勝てるようになるまで下げましょう。

そうすることで手法を守れやすくできます。

3連敗や5連敗は取引していると当たり前に訪れますから、それですぐに手法を変えてはまた連敗したら変えてのループになってしまいます。

5連敗した後に「手法が通用しなくなった…」ですぐに変えようとするのではなく、手法を捨てる前に一度改善できないか、または一旦やめてそのまま使い続けるとプラスになるのか確認した方がいいでしょう。

目安30回くらいの取引回数で月単位で見た時に損失していた場合は見直しましょう。

取引回数が少ない時や、相場がどうしても合わない時があるので月で負けることは当たり前にありますが、何か改善点はないか確認しましょう。

ほとんどの場合チャートの動きで損失に導かれやすいですから、利確と損切りを設定した後に他の事を行った方が良い結果になる場合があります。

これらを参考にして自分に合った対処法を見つけてトレードを行ってみて下さい。