買ってはいけない株にどういった特徴があるの?
結論から言いますと、 75移動平均線より下で買ってはいけません。
何故かというと、平均線の下は下落の波になっていて陰線が比較的多い傾向があるからです。
買ってしまうと危険な銘柄にどんな特徴があるのか4つ解説していきます。
75日移動平均線より下
危険な銘柄の1つに75日移動平均線をローソク足が下回った場合があります。
3日以内で決済をするような逆張り手法のスイングトレーダーは別に気にしなくてもいいかもしれませんが、目安として5日以上の保有で見た時に順張りで行うトレーダーには平均線の下で買うのは不利な位置と言えます。
また、下の部分は買ったとしても高値掴みしてしまい、すぐに下落して損切りされやすく連敗が頻繁に起きますから、あまり良いエントリー場所とは言えません。
ですから、順張りトレーダーの方は平均線より上だけを狙った手法を構築した方がいいと思います。
上昇しすぎている
パーフェクトオーダーから長い期間が経過して上がりすぎている銘柄も危険な特徴の1つです。
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- パーフェクトオーダーとは移動平均線が上から期間が短い順に3本並んでいる状況のことを指します。
要は以下の画像のように、5日平均線が一番上、25日平均線が中間位置、75日平均線が一番下にあった場合になります。
長い期間の目安としてはパーフェクオーダーが出来てから3ヶ月以上(ローソク足で数えると60本以内)経った後になります。
それ以上の期間になるとエントリーしても損切りされるリスクが高く、おまけにリワードも大きく得られにくい状況になっているので入らない方がいいでしょう。
ハイリスクローリターンになりやすいわけです。
ですから、それ以内までのエントリーから決済までを済ますような手法の構築をした方がいいと思います。
落ちるナイフを掴む
「落ちてくるナイフは掴むな」と相場の格言にもあるように大陰線中でエントリーして入るのは危険な銘柄です。
大陰線中や後で入ると、さらに下落して損失をするか、買いを誘うような動き方をして少しモタついた後に再度ずるずる下落してしまう場合があります。
拾うにしても反発してこれから上昇の見込みがありそうな状況を確認した後から入るようなエントリー方法をとった方が無難です。
上昇の見込みがありそうな場所としては、参考程度に陽線ができて高値近くで終値が確定した場合や、ピンバーを確認して反発しそうな状況から入るのもいいかもしれません。
これら2つは前のローソク足の安値を切り下げている時に入った方がいいです。
大口が下から大きく買ったであろう確認をしてから入りましょう。
拾っていないような場所から入るのは控えましょう。
決算発表日前後
決算の発表前にポジションを保有するのは一番やってはいけないことだと思います。
というのも、私が株を始めていた初心者の時に決算で大きく動くことを知らずに大損してしまったことがあります。
以下の画像のように発表後の翌日は大きく下に窓をあける場合が多いので、本来の損切りラインよりも下に到達してしまって予想外の損失をしてしまいます。
これらが決算前から長期で保有していて発表後に-15%など想定外の下落をしたとしてもプラス収支になっている計算になっているのであれば持ち越してもいいとは思います。
もし、持ち越して大きくマイナスになった場合はさらに下落が加速する可能性があるので、損切りしたくても出来ないのは分かりますが、そこで思い切って損切りした方が今後生き残っていくためにもいいです。
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- 「少しだけ上がってから損切りしよう」と考えるのは損失を逆に大きくしやすいのでやめましょう。
そういった時に限って相場はそのまま下落していきます。
まとめ
買ってはいけない危険な銘柄について以下の4つを解説しました。
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- 75日移動平均線より下
- 上昇しすぎている
- 落ちるナイフを拾う
- 決算発表日前後
上の4つの場所を聞いて「どこで買ったらいいの?」と思った人はいるかもしれません。
おすすめとしては、ゴールデンクロス後の場所か、パーフェクトオーダーが出来た後の場所になります。
3ヶ月以上経過した場所から入るのはリスクが高いので3ヶ月以内でエントリーから決済までを行うような手法を構築した方がいいでしょう。
これらを参考にしてみて最適だと思う買ってもいい場所を検証して探してみてください。