デイトレードのメリットとデメリットって何だろう?
結論から言いますと、デイトレのメリットはスイングトレードよりも資金を大きく増やせる可能性があり、持ち越しによる予想外の大損リスクがなくなります。
持ち越した時というのは、夜間に急な大暴落が起きた場合の翌日になると寄り付きはすごい下に下落していて本来の損切りラインよりも下で決済する羽目になり大損する場合があります。
これがデイトレードにないというところは1つのメリットでしょう。
今回の記事では、デイトレのメリットとデメリットは何なのかについて解説していきます。
スイングトレードより資金が増えやすい
デイトレードは1日で決済を済ませて持ち越しを行わないトレード方法になっています。
そのため、ルールによっては違いますが基本的にはスイングよりデイトレードの方が取引回数は増えるので収益性が高くなりやすいです。
スイングトレードの場合はポジションを保有した時に利益確定するまでの数日間で上下している間は無駄ができています。
とはいえ、例外もありスイングトレードで大きくストップ高になって上に窓あけした場合はデイトレードよりも一気に資金が増えてしまう可能性もありますから、必ずしもデイトレードの方が増えやすいとも言い切れないところです。
持ち越しによるリスクがない
スイングでは持ち越した場合に、ダウ平均が大暴落した場合に釣られて翌日の日経平均も連動して大きく下落しやすい傾向にあります。
こうなった場合にほとんどの銘柄は下に窓あけして予想外の損失が発生するリスクが伴います。
後場の寄り付きまで持ち越すと材料やニュースなどの要因で大きく下窓あけするリスクはありますが想定外の損失はスイングトレードよりも稀です。
そういった面で見た時にデイトレードはしっかり損切りができると大損しにくいトレードスタイルと言えます。
手数料が安い
今の証券会社は「1日信用」と呼ばれるプランを使うと売買手数料、金利、貸株料が発生しないところがいくつか存在しています。
ですから、手数料負けがなく圧倒的にスイングトレードよりもコストが低いところがメリットです。
これを何百回と続けてデイトレードとスイングトレードの手数料を比べた時には圧倒的に差が広がっています。
これもデイトレードの魅力的な部分でもあります。
手数料が無料の証券会社
以下の3つの証券会社は1日信用を使うことで売買手数料・金利・貸株料が無料なのでおすすめです。
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- 楽天証券
- 松井証券
- SBI証券
注意点としては信用取引になりますから、損切りができない人は追証になりかねないので、必ず損切りができるスキルを身につけてから行う必要があります。
SBIネオトレード証券はデイトレとスイングトレードの2つを使う人におすすめです。
どちらも他の証券会社とバランスを比較すると安いので良いです。
25歳以下の人は現物取引の手数料がどんな金額であっても全て無料ですから松井証券をおすすめします。
デメリットは難易度が高い
スイングトレードよりもデイトレードの方が難しい傾向にあります。
特にプライム市場で取引すると複雑な値動きをするので損切りが多く目立ちます。
比較的上昇トレンドか下落トレンドのどちらかに継続しやすい銘柄が多いので、まずはグロース銘柄で取引した方がいいでしょう。
また、デイトレードはスイングトレードよりも早い判断が求められますから、損切りの判断が少し遅れただけで損切りできなくなったり、思ったよりも損してしまったりする場合があるので経験を積み重ねて極めていく必要があります。
まとめ
デイトレードのメリットとデメリットを解説しました。
デイトレードはスイングトレードよりも早い判断が必要としますから、判断が遅れると損切りできなくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
プライム市場では動き方が難しいですから、グロース市場でトレードすることを推奨します。
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- 見極められると資金を効率よく増やせるはずですから、デイトレードを検討している方は参考にしてみてください。