板読みが分からない…
どこを見て優位性を判断しているの?
人によってはチャートよりも板で判断するのは難しいと思います。
板読みで重要なのは厚い板と付近部分です。
よく厚い板方向に株価が行きやすいと言われています。
確かにその傾向にあるとは思いますが、必ずしもそうなるとは限らないので板を確認して優位性があるのか調べる必要あります。
これは銘柄によっては全く優位性がない場合もあります。
私は板を分析してきて板の厚い部分付近で4つのやり方が重要になってくるのではないかなと思います。
ここでは4つのエントリータイミングについて解説していきます。
板での4つのポイント
買い板の厚い部分近くで買い
以下の画像のように1000円にある10500株の厚い板からの前から買いを入れる方法です。
1000円の厚い板の場所に指値を入れても約定できない場合が多いので手前から入れた方がいいと思います。
目安として1001円か1002円のどちらかがいいでしょう。
1001円でも買い板が少し厚く、同じように買いを入れようとしている人がいるのか約定しにくかったりします。
この買い板の反発狙いは大体3〜5ティック上がった後に1000円の厚い板を割っていく場合が多々あるので、それまでには決済を済ませる方法でトレードした方がいいかもしれません。
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- グロース銘柄では厚い板前から上に反発しやすい傾向にあります。
買い板の厚い部分が崩された後に買い
2つ目の方法は、1000円の厚い板が崩れて下に到達すると見越して999円以下で指値を入れておく方法です。
1000円の厚い板の前で上がると見越して手前から保有した人や、「1000円に厚い板があるから崩されたら損切りしよう」と思っている人たちが損切りされた後に上がると見込んで入る方法になります。
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- プライム銘柄の大型株に多い傾向があります。
買い板の厚い部分近くから空売り
1000円の厚い板が崩されて下に割ると見越して手前から逆指値で空売りを注文しておく方法です。
下に勢いが出るときは大体1003円あたりから一気に空売りが入って勢いよくそのまま下落していく場合があるので、同じ値段で逆指値設定すると約定しない場合があります。
買い板の厚い部分が崩された後に空売り
1000円にある厚い板が崩されると見越して999円で逆指値を入れる方法です。
上手くいくとそのまま10〜20ティックくらいは勢いよく下落していく場合があります。
キリのよい株価で厚い板が出やすい
銘柄が1円刻みの場合はよく確認すると分かりますが、1000円とか1010円とか10円単位毎に厚い板が出やすいです。
5円刻みの場合は50円か100円単位になります。
ですから、キリの良い株価の厚い板の近くだけでエントリーを行うルールを作るのもいいと思います。
プライムは板読みが難しい
プライムはグロースより優位性が低くなりやすく分かりくいです。
ティック数で損小利大設定にする
板読みでスキャルピングやデイトレードする場合は-5で損切り+10ティックで利確するようなリスクリワード比率1:2の損小利大の設定方法がいいと思います。
まとめ
板読みのエントリーポイントを4つ解説しました。
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- 買い板の厚い部分近くで買い
- 買い板の厚い部分が崩された後に買い
- 買い板の厚い部分近くから空売り
- 買い板の厚い部分が崩された後に空売り
キリのいい株価は厚い板が出やすいことに注目しましょう。
プライムでは板読みが難しいのでグロース銘柄での板読みから行うことを推奨します。