デイトレに必勝法ってある?
先に結論から言いますと、毎回のトレードで必ず100%勝てる必勝法は存在しません。
ですが、勝ち負けを繰り返して回数を重ねていくと勝てます。
初心者の方は100%勝てる方法があると思うかもしれませんが、必ず負けの取引は存在します。
これを理解した上でトレードをすることは大切です。
今回の記事ではデイトレの必勝法について解説していきます。
損小利大にする
多くの人は損大利小にして損失している人は多いですから損小利大に設定する必要があります。
ですが、ただリスクリワード1対2の損小利大にして適当にエントリーしたら勝てるわけではなく、特定の場所に優位性が存在しなければプラス収支にはならず勝てません。
では、「損大利小でもいいのでは?」と思う人がいるでしょう。
確かに損大利小でも勝てる方法はあると思いますが、それでルールを作成すると非常に守りずらく途中からメンタルを崩しやすいです。
例えば、リスクリワード1対0.5の損大利小でトレードして2連敗した時には、4回勝ったら資金は元に戻せます。
この時2連敗した場合に考えることは、「4回勝ったらやっと資金が戻るのか…時間がかかるな…」と思ってしまいます。
そうなった時に、焦って普段よりも株数の購入を倍にしてしまったり、エントリーして再度損切りラインまで到達した時に「3連敗すると6回も勝たないといけないのか…時間がもっとかかるのでこれ以上損失したくない!」となってしまい損切りができなくなったりと、ルールから逸脱しやすいわけです。
これで3連敗したとしても、6回連続勝てるとは限りません。
その6回勝つまでの途中で再度1回負けて資金を戻すまでに遠ざかったりします。
実際にそういった局面に出くわすと強靭なメンタル出ない限りルールはほぼ守れないです。
一方でリスクリワード1対2にした損小利大の場合ですが、2連敗した時に考えることは「1回勝てば資金が戻せる」と思ってしまいます。
先ほどのリスクリワード1対0.5の損大利小は2連敗で「4回勝てば資金が戻せる」と思ってしまいます。
この2つの考えを聞いてどちらの方がいいと思ったでしょうか?
前者の「1回勝てば資金が戻せる」の方がいいと思ったはずです。
だからと言ってリスクリワードを大きくしすぎた1対100にすればいいのかというとそうでもありません。
勝率が非常に悪く、利益確定ができるまでの間に相当な連敗数があり、それまでひたすら損切りしかしませんから途中から耐えられなくなってルールから外れやすいです。
それまで耐えられるメンタルを持っている人はいいでしょう。
リワードは短すぎす大きすぎずが良いです。
人によってルールを守れやすいリスクリワード比率に違いはあるかもしれませんが、私が今までトレードをしてきた経験上では1対2がルールを守れやすかったので、参考として1対2の設定でトレードすることを推奨します。
損切りはしっかり行う
資金を大きく減らしてしまう原因に損切りしないことが挙げられます。
資金は毎回のトレードで100%勝ち続けて右肩上がりにするのは不可能です。
必ず損切りは行う必要があります。
それを理解せずに損切りしない選択をとってしまうと大きく資金を減らしてしまいますから、毎回のトレードで「必ず損切りはしないといけない」ということを常に考慮して損切りしていきましょう。
ルールはしっかり守る
ルールを守るとプラス収支になる前提での話にはなりますがルールを守ると勝てます。
当たり前の話ですが、ほとんどの人が守れないです。
これには主に3つの理由があります。
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- チャートの動きで上がる期待を誘惑されてルールから外れた
- 損失したくないから損切りせずにルールから外れた
- ルールを勝てると信じきれていない
これらの原因によって自ら損失している人は非常に多いと思います。
初心者の方はこの3つの原因によって損失している事にいつまでも気づかないままにいます。
これに気づくためには相当記憶力がいい人か、ノートかメモ帳に記録していないとまず分かりません。
まとめ
毎回のトレードで必ず100%勝てる必勝法はないということを理解しておきましょう。
利益は早めに利確して損切りは遅めする損大利小をしている人は、損小利大設定にしましょう。
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- ルールを守りやすい損小利大のリスクリワード比率は1対2設定なので目安として参考にしてください。
損切りはしっかりと行いましょう。
資金を増やすにはどこかで一時的な右肩下がりの損失になることは避けられませんから、「損切りは必ずしなければならないことなんだ」と常に頭の中に入れておき、損切り場所に来たら躊躇せず、伸ばさずにすぱっと損切りしていきましょう。
多くの人がルールを守れない原因として3つ挙げました。
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- 期待させるチャートの動き方で入ってしまった
- 損失を確定したくないから損切りしない選択をとってしまった
- ルールを勝てると信じきれずに守れなかった
これらが理由として自ら損失している人がほとんどであり、ノートに損失したことを書いて見返さないと気付きませんから、しっかりと記録しておきましょう。