株で初心者が儲からない理由とは？

初心者が資金を減らして儲からないのはなぜ？

先に結論から言いますと、損切りをしていないか損切りを遅くしていることが原因です。

始めたての頃はほとんどの人は損をしたくないがために下落していってしまうと損切りをしたがりません。

この時に大きく損失してしまいます。

この記事では初心者が資金を減らしてしまう原因をいくつか解説していきます。

売買ルールがない

初心者の人たちはまず売買ルールが何なのかを分からない場合は知るところから始めましょう。

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私は株を始める前にFXをやっていたのですが、始めたての頃に売買ルールのことがまだ分からずにトレードをしていました。

要はチャートを見て上がりそうか下がりそうかで感情で判断していたわけです。

ですが、1週間の内に入金していた資金は強制ロスカットされて全てなくなってしまったのです。

その時は本や動画やサイトなどで売買ルールは必要だと言われていたので何となくは知っていましたが、「別になくても増やせるだろう」と思ってルールを作っていませんでした。

強制ロスカットを機に「売買ルールがないとこのままでは再度資金をただただ減らしてしまうだけなのでは？」と思って売買ルールを作成するに至ったわけです。

チャートの動き方は関係なしに、この売買ルールを必ず優先して毎回実行するメンタルを持っていないと、相場ではすぐに大きく資金を減らしてしまい下手すると退場します。

ですから、増やすためには売買ルールが必要であり機械にならないといけないわけです。

損切りのスキルが身についていない

絶対に上がると見込んで自信のあるエントリーをしたのにも関わらず、すぐに逆行されると「損をしたくない」と思ってしまうものです。

こういったことはプロの人でも日常的に起こることであり、その時は躊躇なく損切りするのですが、初心者の方は逆行されて損失することを嫌がるので損切りをせずに大損してしまいます。

SNSなどによくいる勝率80%以上の実績を残している人はあまり信じない方がいいかもしれません。

というか気にしない方がいいです。

あまりにも他人の勝率を気にして「自分もそこまでないといけない」とか「それ以上の勝率を叩き出そう」と思ってしまうと余計に相場が難しくなって泥沼化していくかもしれません。

損切り場所でしっかり切るスキルは誰でもすぐに身につけられるものではないと思います。

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私は何度も損切り場所で切らずに損を大きくして反省した経験を積み上げて損切り場所で損切りできるようになりました。

ですから、危険なのは大きな資金からいきなり本格的に始めた人です。

自己都合でエントリーや決済をしてしまう

優位性のある売買ルールがあったとしても、なかなか上手くいかないのが相場です。

途中からルールから外れて「今から下がりそうだから利益確定場所より少し早いけど利確しておこう」とか「建値まで下がって損切りまで到達しそうだから今のうちに決済しよう」と本来の場所まで待てずに早めに決済してしまうことがあります。

これらを行ってしまうと、過去検証した優位性のある手法や資金管理などが崩れてしまい意味がありません。

相場で勝つために重要なことはメンタル、手法、資金管理と言われていますが、それが全て崩壊しているわけです。

ですから、自己都合で取引はせずに売買ルールをしっかり厳守しましょう。

初心者の内は損失しやすい

個人差によりますが、株で成果を出す時に早い人は半年とかで可能かもしれませんが、始めてから1年くらい儲からないと思って覚悟してやった方が良いです。

特に、運悪く株を始めた時が大きく下落する時期だった場合は減ってしまいます。

私の場合は始めて2年くらいFXやっている時は増やせていませんでした。

その後に株をやってからFXの経験を活かして半年か1年後くらいから月単位でプラス収支をやっと出せるになりましたから、そこまでだいぶ時間はかかっている方だと思います。

運があれば増やせる

運がある人は始めていた時がたまたま長いこと上昇相場になっている時に買いだけで入っていた場合は1年目で大きく利益を増やせる可能性はあります。

始めた時の運は重要な部分だと思います。

まとめ

初心者が資金を減らして儲からない原因として、売買ルールがないからというのも1つの要因です。

相場は何となくでトレードしてしまうと負けてしまいますから、まずは最低限売買ルールを作成しましょう。

損切りのスキルが身についていないのも稼げない原因です。

売買ルールを作成しても自己都合でエントリーや決済してしまうことは中級者の方でもあります。

これを行ってしまうと重要と言われているメンタル・手法・資金管理の3つを全て崩していて意味がありませんから注意しましょう。