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米国株と日本株の信用取引の違いと注意点

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米国株の信用取引を始めようと思うんだけど日本株と何が違うの?

手数料などは一緒?


まだ始めた事がない人は米国株も日本株と同じように手数料が一緒にも見えるかもしれません。

ですが、米国株の信用取引では手数料や金利などが違います。

他にもドルから円に替える為の「為替手数料」や「SEC Fee」と呼ばれる手数料が追加で取られますが、これが分からない人が多いと思います。

結論から言いますと、米国株の信用取引は日本株と比べると売買手数料・金利・貸株料が高く、レバレッジは低めです。

これらを含めて詳しく解説していきます。

2023/3/2時点で書いた記事の為、手数料などが変更されている場合があります。

予めご了承ください。


記事で得られる内容

・売買手数料の違い

・米国株の金利の高さ

・信用取引が出来る証券会社


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目次

手数料の比較

日本株と米国株の手数料はどれくらい違うのでしょうか。

売買手数料

日本株ではほとんどの証券会社が平均0%~0.1%なのに対して、米国株では0.33%(上限は(税込)16.5ドル)くらいになっています。

ですから、3倍以上近く手数料が違うということになります。

日本株でも同じですが買いと売りの決済時の往復で料金が発生します。

100万円で買い付けると1000000(購入額) × 0.33%(売買手数料) = 3,300円 = 1,650円(1ドル100円換算で上限(税込)16.5ドル)
そして110万円で利確して売り決済をした場合は1100000 × 0.33% = 3,630円 = 1,650円
合計で3,300円かかることになり高い!


取引する毎に手数料は大きくなっていくので、短期保有では日本株より手数料負けしやすいです。

なので、米国株を取引するなら目安1ヶ月以上の長期保有目的で購入した方が良いでしょう。

楽天証券で買方金利と貸株料の比較

買方金利と貸株料の手数料も日本株と比べて米国株は高いです。

買方金利

日本株では買方金利は2.80%で、米国株は4.5%ですが、状況によっては変動するそうです。

貸株料

貸株料は年1.10%ですが、米国株では年2.0%と倍近くとられます。

日本株にはない2つの手数料がある

米国株の現物でも信用取引でもそうですが、始めるにあたって知っておくべき手数料2つを解説します。

為替手数料

米国株は購入時に円からドルに替える必要があるので、為替手数料も追加で加算されます。

為替手数料は平均25銭で設定されている場合が多いです。

25銭?
よく分からないけどいくらかかるの?


為替手数料の計算方法ですが、例として100万円株を買い付けた場合にその時の為替レートが1ドル100円だったとしましょう。

1000000(購入額) ÷ 100(為替レート) × 0.25(銭) = 2,500円になります。

100万円で2500円となると0.25%取られている計算です。

また、円貨決済と外貨決済があり、円貨決済では米国株を売買する度に為替手数料を毎回支払う事になり、外貨決済では予め円からドルに両替してから株を購入する方法ですので、円貨決済より手数料を安く済ませることができます。
米国株を何回も売買する場合は外貨決済で行うことをお勧めします。



SEC Fee

売却時のみかかる手数料になります。

SEC Feeとは、Securities and Exchange Commision(米国証券取引委員会)に支払う現地取引費用のことです。

注意点・手数料が変わる場合があるので各証券会社を確認しましょう。
 

例で楽天証券を使った場合で計算してみます。

1ドル100円の時に10000ドル(100万円)で約定した場合、10000(ドル換算した約定代金) × 0.000008ドル(SEC Fee) = 0.08ドルになります。

0.08ドルなので、日本円にすると8円になります。

少ない金額ですが、こういった手数料もあるという事をしっかり把握しておきましょう。

米国株に逆日歩は無い

逆日歩は制度信用で空売りを行った場合のみに発生する手数料になります。

米国株は今の所一般信用(無期限)のみの取引になるため逆日歩がありません。

米国株の方が日本株より手数料は高い

買いの場合、日本株では売買手数料と買方金利の2つになります。

・米国株ですと追加で為替手数料とSEC Feeの費用がかかります。

初心者の方は売買手数料と金利のみだと思っていたかもしれません。

しっかり各証券会社の手数料を確認しておきましょう。

デイトレードは手数料負けしやすい

米国株の現在の手数料でデイトレードをしようにも、あまりにも高すぎて少し難しいのが現状でしょう。

今後もっと安くなってくる可能性はあるので、その時まで待った方が良さそうです。

レバレッジが違う


日本株では100万円であれば3.3倍(330万円)まで株を買えるのにに対して、米国株では2倍(約200万円)までとなっています。

ストップ安とストップ高が無い    


日本株と違って米国株ではストップ安がないので1日で-100%とかの損失が出る可能性もあります。

デメリットでもあるが、逆にストップ高もないので一気に資金が増える可能性もあるのでメリットとも言えるでしょう。    

米国株の信用取引が出来る証券会社


現在では以下の3社で信用取引が可能です。

  • 楽天証券

  • SBI証券

  • マネックス証券

米国株で空売りが出来るのは楽天証券だけ!


現在、空売りが可能なのは楽天証券のみになっていますが他の証券会社では今後空売りが可能になるはずです。

証券会社からのお知らせが来るまではチェックしておきましょう。


米国株の信用取引で手数料が安い証券会社

現時点(2023/3/2)では楽天証券、SBI証券、マネックス証券の3社とも売買手数料、買方金利は全て合わせて同じになっています。

最大手数料は16.5米ドルになっています。

約定代金 / 手数料買方金利貸株料
楽天証券3.33米ドル以下 / 0米ドル
3.33米ドル超~5,000米ドル以下 / 約定代金の0.33%(税込)
5,000米ドル超 / 16.5米ドル(税込)
4.5%2%
SBI証券約定代金の0.3%(税込0.33%)
上限手数料:15ドル(税込16.5ドル)
4.5%2%
マネックス証券約定金額の0.33%
0米ドル~最高15米ドル(税込:16.5米ドル)
4.5%無し

今後どうなるか分かりませんが今の所はマネックス証券の為替手数料が円貨決済と外貨決済の買い付け時は手無料でありコストが低いです。

まとめ

米国株の信用取引は1ヶ月以上の長期目的には良いですが、まだまだ手数料が高く感じてしまうのが現状です。

特に為替手数料も同等に取られるくらいの高さで加算されるので尚更です。

レバレッジは2倍と日本株よりは低めであり、ストップ高とストップ安がありません。

ですから、1日で+50%とか大きく上がってくれると資金も日本株より早めに増える可能性もありますが、下がってしまうと逆に大きな損失を被ってしまいます。

今後はもっと手数料が安くなる可能性があるので、デイトレードしても日本株と同じくらい気にならない手数料になるまでが待ち遠しいですね。

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この記事を書いた人

トレーダー歴8年目。
株の研究をしつつブログを書いています。
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