またトレードで大損してしまった…
気持ちは凄く分かります。
スイングトレードなどで持ち越した時に損している時は眠れなくなります。
これは少しずつ上手くなっていく為のステップになっていますが、ただ「大損した…」だけでは成長はしません。
では、どうやったら上手くなっていくのか結論から言いますと…
しっかり反省して改善をしていく必要があるという事です。
私も何度も大損を経験しては反省して改善を繰り返してきました。
おそらくほとんどのトレーダーは大きな損失を経験してきているでしょう。
それを反省して次のトレードに上手く繋げられるように改善していくことによって少しずつ成長している実感が湧いてくるでしょう。
今回はどういった状況が起きると大損してしまうのか、
対処法としてどんなやり方をしたら良いのかについて解説していきます。
大損してしまう4つの原因
いきなり大きな額で始める
株を始めたての方は、少額でやっても利益がほとんどないので焦ってしまい、すぐに大きな金額でやりがちです。
その気持ちは分かりますが、まずは少ない金額から月単位でしっかりプラス収支を確認してからトレードを行わないとマイナス収支にしかならないです。
これでは10万円でも1億円で取引を行っても同じ結果になるでしょう。
ほとんどの方はこれを知らずにいきなり増やせると勘違いしてしまい、1年以内には大損をして退場になりトレードが出来なくなります。
ですから、我慢して最低でも1ヶ月はプラス収支になっているのを確認してから取引すると良いでしょう。
損切りをしない
よくあるのが、エントリーをした後に高値掴みをして逆行する、または逆張りで下から入ったがそのまま下落していく事です。
これはプロの人でも当たり前に何回も起こることですが、初心者とプロの違いは方向性が間違った時にしっかり損切りできているかどうかです。
これが厄介ですが、損切りしない時に限って戻って来ません。
それでそのまま切れずに保有してしまい、ずるずると大損していくケースは多いでしょう。
ナンピンする
ナンピンも初心者がよくやりがちです。
保有していたポジションがすぐに逆方向にいってしまい、「ここからそろそろ上がるだろう」と自己都合で相場を考えてナンピンします。
ですが、そこから再度下がっていきまたナンピン…とひたすら繰り返しても下落相場が強い時に行ってしまうと大きく資金を減らしてしまいます。
無限にナンピンできれば良いですが資金に限度があるので不可能です。
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- 感情的に取引を行うこと、ナンピンをすることは禁止だと思ってやめることを癖づけましょう。
想定外の急な相場変動が起きる
スイングトレードをしている人は凄く分かると思いますが、持ち越した時の寄り付きで大きく下窓あけした想定外の損失です。
例えば、1:2で取引を行っているはずが下窓あけスタートからの想定外の損切りで、リスクリワードが1:1以下の比率になってしまう場合もあります。
それを↓の画像で例にしました。
これも大損を誘因してしまう一つの原因です。
これがさらに大きくリスクリワード比率が1:0.5とかになってしまうと、損失を戻すのに時間がかかってしまうので、メンタルがやられてしまい、取り戻そうと株数を大きくする原因にもなります。
これはスイングトレードを難しくさせる一つの要因とも言えるでしょう。
大損をなるべく防ぐための対処法
大損は必ず防ぐ事は出来ないと思いますが、最小限に抑える2つの方法を解説します。
想定外の範囲まで想定する
エントリーする時には予め想定外の事が起こった場合にも対処できるような損切り場所、または株数で入る必要があるでしょう。
リスクリワードの比率を1:2以上に設定するのも良いです。
これでは時間がかかりメンタルが崩壊しかねないので、なるべくリワードを多めにとっておく対策もあります。
これは自分に合った方法で検証して探すしかありません。
反省して改善する
ただ大損して何も反省しなければ自分なりの対応策が見つかりません。
またどこかで同じような事が引き起こるでしょう。
その為にもしっかりノートやパソコンのメモ帳などに書いて原因を書き留めておくことが必要です。
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- 始めは面倒な作業であり、「意味がなさそうでやりたくない」と思ってしまいますが、非常に役に立ちますので癖づけて書くことを推奨します。
そうする事で次に損失を抑える改善が考えられるようになります。
まとめ
トレードはこれから何千回、何万回も行っていき多くの損失を経験します。
トレード上達の為にも、少しずつ改善をしていくことは今後の為に欠かせない重要な役割になっています。
そこを疎かにしないようにしっかりノートやメモ帳に記入していきましょう。
・大損しないようにする為に想定外の範囲も想定しておく
・ノートやメモ帳に原因を記入して反省と改善を行う