IPOで稼ぎやすい銘柄の特徴って何?
先に結論から言いますと、公開株数の低い情報通信業は初値が高くなりやすく儲けやすいです。
ですが、滅多に当たらないのでもし当たった場合は非常に幸運に恵まれていると言えます。
IPOが当たるのか外れるのかは運に任されます。
この記事では、初値売りで稼ぎやすいIPOの共通点や当選確率を高くする方法について解説していきます。
IPOって何?
IPO(Initial Public Offering)とは新規公開株のことで、応募して当選すると上場日前から株を購入しておくことができます。
似たようなものにPO(Public Offering)があります。
これは公募増資と株式売り出しの2つがあり、公募増資は既上場企業が新しく株式を発行して投資家に売り出すことを指します。
株式売り出しは大株主が保有している株を投資家に売り出すことです。
IPOの買い方
IPOを購入したい場合は取り扱っている証券会社で口座開設をしてサイトから申請することで可能です。
ですが、必ず購入できるのではなく公開株数分までの人しか買うことが出来ません。
買うまでの手順ですが、まずはブックビルディング期間中に株数と購入する株価を入力して申請します。
その後に抽選を行って当選した後に株が購入できます。
当選確認後(前受金不要)から購入金額分の入金が発生する証券会社があるのですが以下になります。
上記以外の証券会社を使って取引している場合は、当選した証券会社に入金して購入するだけです。
IPOで利益を狙うのであれば全ての5社を口座開設してもいいと思います。
申し込み時から資金拘束されて抽選から外れた場合に再度出金する場合を考えると手間がかからない所が前受金不要のメリットです。
当選して購入後は上場日に初値で売ってもいいですし、投資目的としてそのまま保有することも可能です。
公開株数が少ない銘柄は儲けやすい!?
IPOで稼ぎやすい条件の1つに公開株数が少ないことが挙げられます。
ですが、あまりにも応募が多いので滅多に当たらないです。
公開株数が目安1000万株以上では比較的当たりやすいのですが、初値の値上がりでは少ない公開株数の銘柄よりそこまで期待できません。
初値が高い業種
以下の3つの業種は初値が高くなる傾向がありますから参考にしてみてください。
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- 情報・通信業
- 不動産業
- サービス業
特に情報・通信業は初値が50%以上を超えやすい場合が多いのですが、その分応募に人気があるので当たりにくいです。
小型株のIPO当選確率は目安で0.1〜0.5%くらいと言われていますから、もし当たれば非常にラッキーと言えます。
当選確率を高くする方法
当たりやすくさせるには、IPOを取り扱っている証券会社を片っ端から口座開設して応募することです。
証券会社によってはSBI証券のチャレンジポイントの使用やSBIネオトレード証券にあるIPO抽選優遇プログラムによって当たりやすくなる所もありますから確認してみましょう。
IPOを取り扱っている証券会社一覧
1社だけでIPO申請するよりもなるべく多くの証券会社で申し込みする方が圧倒的に当たりやすくなります。
以下の証券会社がIPOを取り扱っているので全て口座開設して申請することで当選確率を劇的に上げることができます。
過去のIPOを調べて優位性を確認する
ほとんどのIPOは初値より上がりやすいのですが、なるべく初値より上がりやすい銘柄の共通点を過去のIPOの結果から分析して優位性を確認することは重要です。
自分で上がりやすい共通点は何かないか分析してIPOの勝率を高めましょう。
まとめ
公開株数の低い情報通信業は初値が50%以上と高くなりやすく儲けやすいです。
不動産業とサービス業もそういった傾向があります。
宝くじを買っていると思っていた方がいいでしょう。
過去のIPOの結果を確認して何の銘柄で初値が大きく上がりやすいのか自分で検証してみるのもいいでしょう。