株式投資の促進は貧乏人が増える理由について解説

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今回は株式投資が促進されると貧乏人が増えてしまう理由を解説します

近年、様々なメディアや政府から株式投資を進められ、将来の為にと投資信託、積立を始める人が目立つようになってきました。

別に悪い事ではないですが、投資についてあまりにも甘く見過ぎている人が多いのではないかと思います。

失った分のお金は誰も保証してくれません。

ろくな勉強もせずに増えると勘違いして、大きな資金からいきなり投入して始めてやっている人は多いのではないでしょうか。

それだと非常に危険であり、ほぼ100%その資金は減ってしまいます。

なぜ投資を促進すると貧乏人が増えるのか結論から言いますと…

相場ではほとんどの人が資金を失い退場すると言われています。

では、なぜ投資を促進して始める人が出てくると貧乏人が増えるのか解説しています。

ほとんどの人は資金を減らす

今の時代、あたかも投資をしたら良い生活が送れますよみたいな風潮が強くまかり通っていますが、投資を甘く見ない方が良いです。 

ほとんどの個人投資家たちが負けると言われていますから、下手するとあなたの今までの資金が全てなくなってしまう可能性が高いという事を忘れないで下さい。

投資信託だからと言っても安心できませんし、必ず利益が保証されているわけではない事をよく理解しておきましょう。

負け分を取り戻すために余剰資金以外を入れる

余裕資金で行うと分かっているにしても、それが実際に失った時には損を取り戻したい気持ちの強い人は多いです。

これはプロスペクト理論に陥っていると言えます。
この理論を分からない人の為に簡単に説明すると、人は利益が出ると損失したくないので早めに利確してしまい、損失が出てしまうとそれを全て回避する選択をとってしまう事を指します。

本来余裕資金で行う予定だったのに、損失を全て取り戻そうと手をつけてはいけない資金まで入れてしまう人は多いでしょう。


現在の政府は投資に対して積極的になるようにアピールしていますが、それを悪いとまでは言いませんが、個人的にはあまり納得しない心境でもあります。 

何故かというと、これにはあたかも簡単に増やせてしまうような感じの伝え方に見えるからです。
「死ぬ気で勉強して長い期間経験を積んでやっと資金が増えますよ」ということが一切伝えられていません。

これでは私からするとギャンブルをして増やして下さいと聞こえます。

テレビに出ているトレーダーや投資家の人たちが億稼いでいるのを見て「こんなに簡単に増やせてしまえるのか」と思えてしまいます。

デイトレーダーや投資家の人たちを見て、「自分にも出来るかもしれない」と思って始めてはみたものの、ほとんどが痛手を負って減らしてしまった人は多いでしょう。

9割の人たちが負け組と言われているくらい厳しい世界ですから甘く見ると即退場します。

私は株を始める前はFXをやっていましたが、負けを取り戻したいが為にムキになって再度入金した事があります。

こうなってしまうと泥沼化に陥ります。

想像通りですが、入金した分は強制ロスカットで失ってしまいました。

「私はムキにならないから大丈夫」と言う人も油断しない方が良いです、実際に投資やトレードをすると分かりますが大きく損失をした時は理性が本当に効かなくなります。

これで余裕資金以外にも手を出すと大変ですから注意しましょう。

投資きっかけで詐欺に遭って全資産がなくなる可能性がある

投資を進める人やメディアが多くなると、それに比例して、SNS・マッチングアプリ・セミナーなどがきっかけで投資詐欺や流行りのポンジスキームに遭う確率も高くなります。

これで上手い話を持ちかけられて全て持っていかれる可能性があります。

これも貧困に陥ってしまう1つの原因です。

機関投資家・ヘッジファンドの餌食になるだけ

大口たちは大衆に対して不安と恐怖を与える事について非常に長けているので、みんなが買い始めたであろう場所を狙い撃ちして空売りで大きく利益を得ようとしてくる可能性があります。

そうなると個人投資家たちはどんどん下落していく様子を見て、「まだまだ下がるはずだから損切りしよう」とか「損失額が大きいからもう手放そう」とか、それが投資目的だったとしても気が変わってしまい、たまらず損切りしていき連鎖的に暴落していきます。

何度も言いますが株式投資は簡単に儲かると甘く見てしまうと確実にやられるので、何十年も勉強と経験をしていく事が出来る、やっていくと決めた人だけが良いでしょう。

まとめ

以上で貧乏人を増やしてしまう理由を解説しました。

メディアきっかけで投資を始める人は増えているでしょう。

ですが、投資は必ず長いこと勉強と経験を得て資金を増やしていくものだと知っておく必要があるでしょう。