株は予測して当てるものじゃないの?
予測してはいけないの?
結論から言いますと、株は予測して当てるものではなく、予測してしまうとルールから外れる悪影響を及ぼす原因になるので予想するのはやらない方がいいです。
株価は予想して売買しても勝てません。
売買ルールを持っていた場合は、予想してしまうと期待を生んでしまうか悲観を生んでしまってルールから外れてしまいます。
今回の記事では株価を予測しても無駄な理由について解説していきます。
予測しても勝てない
初心者の方で売買ルールがない人は、「株価は予測して売買して儲けているんじゃないの?」と思う人は多いでしょう。
私は始め頃はそう思っていました。
ですが、株価は予測して闇雲に売買しても勝てません。
というか予測は相場の世界では邪魔な要素になります。
売買ルールを持っていない時期に、上がりやすいか下がりやすいかの予測で取引していたことがありましたが資金は減っていく一方でした。
その後に本などを見て売買ルールを持っていないと資金が増やせないということを知ってから売買ルールを作成するに至ったわけです。
予測するとどうなるのか?
期待を生んでしまう
多くの人は宝くじを買ったことがあると思いますが、「1億円当たったらどうしよう何をしよう」と期待が生まれます。
それと似たように相場の世界でもエントリーする前や後は期待感が出てきます。
チャートを見ている間は結果を待っているので上がる想像を膨らませやすいです。
宝くじを買ってひたすら結果まで待って当たらなかった場合は落胆してしまいますが、それと同じような感じで相場でも長い間待っても損失してしまうとなってしまいます。
損失した場合にムキになってしまう
期待して予測していたにも関わらず、損失になってしまった場合ですが初心者の方はムキになって訳の分からない場所から大きく賭けてしまいます。
大きく賭けたポジションがすぐに下落してしまうと大きな損失額になってしまっているので、そこで損切りをしてしまうと次回から損失を取り返すまでの時間が膨大にかかってしまうことを考えてしまい、損切りできない状況に陥ってしまいやすいです。
早めに損切りしてしまう
損切りが慣れた人に多いと思いますが、チャートを見ている時に損切りラインの近くまできた時に「これはもう損切りされるな」と早めに諦めて損切りを確定してしまうことがあります。
損切りをするべき場所よりも遅めに確定してしまうよりかは良いと思いますが、早めの損切りが仇になってその後から上昇して利益確定場所まで到達し、利益を逃してしまうことが多々あります。
損切り貧乏になってマイナス方向になっている場合もありますから、把握するには早めに損切りした所を記録して見返さないと絶対に気づきません。
予測は裏切られるのが当たり前
予測は期待と悲観を生みますが、相場ではどちらでも裏切られます。
「上がるだろう」と期待して思っていてもすぐに下落していくことは必ずあります。
「もうダメだ、下がるだろう」と悲観していてもすぐに上昇していくことも必ずあります。
エントリーして入った場合は期待はせずに、予め負けると思って入った方が損切りされてもメンタル的にまだ気が楽になりやすいので良いと思います。
予測しないことが重要
予測することは心理的な面を考慮するとデメリットしかないと思います。
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- チャートの動きを予測してしまうとメンタルがブレるのでルールから外れやすいです。
銘柄を保有していると見ても見なくても予測してしまいますが、見ている間は特に予測しやすいですから、まだ見ない方がだいぶマシです。
何故ならチャートを見ている間は暇になったり期待を生むような動き方をしたり悲観的な動き方をしてしまうからです。
まとめ
株は予測して当てるものではありませんし、予想をして売買しても勝てません。
予測するとルールから外れる原因になってしまうので予想するのはやめましょう。
予測して期待を生んだ挙句、損失してしまうとムキになってルールでもない場所から入ってしまいやすいです。
株価の動きを予測しても都合良く思い通りにはなりません。
チャートで株価の動きを見ている間は期待や悲観を常に与えられますから、予測しないようにチャートは見ないようにしましょう。