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グランビルの法則と手法確立のヒントについて分かりやすく解説!

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グランビルの法則って何?

どういった手法の考え方があるの?

グランビルの法則は移動平均線を使って特定の場所から売買を判断するやり方です。

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  • 初心者の方にはグランビルの法則を使っていくつかの場所からエントリーする方法は明確で分かりやすいのでおすすめです。
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また、これらを使用した手法の確立に関するヒントを解説していきますので参考にしてみてください。

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目次

グランビルの法則について

グランビルの法則はジョゼフ・E・グランビルという方が提唱した法則の1つです。

これらには8つのエントリー方法があり、買いは4つの場所、空売りも同様に4つの場所があります。

今回は25日単純移動平均線(SMA)を使用してグランビルの法則について解説します。

4つの買いエントリー場所


まずは以下の画像を確認してください。
4つの場所はグランビルの法則に基づいており、上昇しやすい場所となっていて買いのエントリーとして判断されます。


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  • 1番はローソク足が移動平均線の下から上に抜けた場所
  • 2番はローソク足が移動平均線の下を抜けて交差した後に再度上に抜けて上昇する場所
  • 3番はローソク足が移動平均線の下を抜けずに平均線の上の近くから上昇する場所
  • 4番はローソク足が移動平均線の下にあって離れている時に上昇する場所
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4つの空売りエントリー場所

以下の場合は下落しやすい場所となっていて、空売りのエントリーで使用されます。

先ほどは買いの4つの場所でしたが、そのまま逆で捉えたやり方になっています。

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  • 5番はローソク足が移動平均線の上から下に抜けた場所
  • 6番はローソク足が移動平均線の上を抜けて交差した後に再度下に抜けて下落する場所
  • 7番はローソク足が移動平均線の上を抜けずに平均線の下の近くから下落する場所
  • 8番はローソク足が移動平均線の上にあって離れている時に下落する場所
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ですが、実際にグランビルの法則と同じように売買しても必ずしもそうはならない事を理解しておいてください。

これらの8つの場所がグランビルの法則と言われています。

ではこれらを使う場合にどういった手法のやり方があるのか次の章から買いのみで4つ解説していきます。

移動平均線を下から上に抜けた後の手法

この方法は線を目安にして取引を行うやり方では1番初心者に分かりやすいエントリー方法だと思います。

・ローソク足の終値が25移動平均線を上に抜けて確定した後に翌日の始値から買いエントリーをします。

以下の画像の左下を見ると分かりますが、一旦高値つけて再度移動平均の下で終値が確定した2つの場所では、まだ上抜けて終値で確定していないので入らないエントリーになっています。

次に利益確定と損切りの決済方法ですが、ローソク足が25日移動平均線を下に割って終値が確定した時に翌日の始値で決済する方法です。

もう少し高度なことをすると、損切りの場合だけ直近の安値に設定する方法があります。

損切りされる場合を例にして解説します。

25日移動平均線をローソク足の終値が上抜いて確定した後に、翌日の始値から買ったとします。

その後に、直近安値をつけている場所に損切りを設定します。

始値で入った後にすぐに逆行する場合も当たり前にありますから、もし下落した場合は直近安値で損切りをする方法になります。

利益確定はローソク足の終値が移動平均線の下を抜いて確定した時に行います。

このやり方も検証して取り入れてみるのもいいと思います。

移動平均線を再度上に抜けた後の手法

2つ目は移動平均線を一旦下に抜けた後に再度上抜いたら買いで入る方法です。

以下の画像を例にして詳しく説明します。

ローソク足の終値が移動平均線を下に割った後に、再度終値が移動平均線を上抜いて確定した後に翌日の始値から買いのエントリーを行います。

決済は移動平均線に対して終値が下に抜いて確定した後の翌日の始値で利益確定か損切りを行う方法になります。


移動平均線の上の近くから上昇を狙って入る手法

3つ目は移動平均線の上の近くの場所から入る方法です。

株価が一旦調整局面で下落してきた時に移動平均線の上近くまで到達してきます。

その時に、上昇する反発のサインと言われているピンバーが出現した後に翌日の始値から買いのエントリーを行います。

ピンバーが分からない人のために解説しますと、目安としてローソク足の実体よりも3倍以上の下ヒゲがあった場合にピンバーと判断しています。

このピンバーは一旦下落したものの、再度一気に上昇して戻した場合にできる形状になっています。

ですから、これができると多くの買いが入った可能性があり、今後上昇する見込みがあるわけです。

さらに、ピンバーに制限をかけて、陰線のピンバーではなく陽線ができたピンバーのみでエントリーするとより勝率が高くなる傾向にありますから検証してみてください。

乖離した時に上昇を狙った逆張り手法

4つ目はグランビルの法則で最も難しいであろう移動平均線の乖離を狙った手法です。

乖離している時にエントリーするのは逆張りであり、損切りされやすく非常に難しいので初心者の方にはおすすめしません。

実際にやってみると分かりますが、どこまで移動平均線から離れるのか分からないので大体で乖離した場所を目安に入っても下落トレンド中なので、すぐに下がって損切りされてしまいます。

これをやるのは長い下落期間中でも買いで利益を得たい上級者の人だけかもしれません。

以下の画像を例にします。
移動平均線から離れている時に前のローソク足の高値をザラ場中に超えたら買いを行います。

利益確定する場合はローソク足の高値が移動平均線を割った後の翌日の始値で決済します。

損切りの場合は高値をブレイクした安値の場所に合わせましょう。

この逆張り手法は検証して優位性のある場所を探すと大きくリワードを得られるような設定をすることが可能です。

グランビルの法則の中で1番リワードを取れる位置ですが、下落の波に逆らって入るような方法なので勝率は悪くなりやすいです。

リスクを小さく設定してリワードを大きく設定する損小利大の方法では良いやり方なので、この手法が気になったら参考程度に応用・改良したりと検証してみてください。

まとめ

グランビルの法則で8つのエントリー方法を解説しました。

買いの場合

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  • ローソク足が移動平均線の下から上に抜けた場所
  • ローソク足が移動平均線の下を抜けて交差した後に再度上に抜けて上昇する場所
  • ローソク足が移動平均線の下を抜けずに平均線の上の近くから上昇する場所
  • ローソク足が移動平均線の下にあって離れている時に上昇する場所
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空売りの場合

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  • ローソク足が移動平均線の上から下に抜けた場所
  • ローソク足が移動平均線の上を抜けて交差した後に再度下に抜けて下落する場所
  • ローソク足が移動平均線の上を抜けずに平均線の下の近くから下落する場所
  • ローソク足が移動平均線の上にあって離れている時に下落する場所
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また、これらは必ずそういった事になりやすいとは限りませんから、逆の取引で行ってみることも考慮して検証してみてください。

グランビルの法則を使って4つの買い手法を確立するためのヒントを解説しましたが、これはそのまま逆にして考えると空売りでも可能ですので、参考にして自分なりに良いと思った手法の構築を行ってみてください。

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この記事を書いた人

トレーダー歴8年目。
株の研究をしつつブログを書いています。
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