初心者の時は誰でも株のトレードで一度は大損したことがあるのではないかと思います。
そこから少しずつ学んでいきトレードのスキルを上げていけるようになります。
私は過去にいろいろな失敗を積み重ねてきては改善をしてきました。
その中でこれをやってはいけない思った、過去の記憶に残っている私がやってしまった失敗談のことも交えて解説していきます。
決算をまたいで大損する
初心者の時に一度は会ってしまう可能性があるのが、決算またぎによる損失です。
スキャルピングやデイトレーダーであればないのですが、スイングトレーダーの方には一番注意して頂きたい場所になります。
私は決算の2日前にラクスの銘柄をスイングで保有していたのですが、これが決算発表日の後に-10%安以上になっていて大損していた記憶があります。
損失をしたくなかったためにもう少し損を回避しようと上がるまで待っていましたが、翌日も再度下がっていくので諦めて損切りして合計-15%くらいにはなっていたと思います。
当時は決算後に大きく株価が上下してしまうことが全く知らなかった時期です。
それ以来ず決算前には必ず保有している株を手放すようになりました。
上がればすごく利益は出るかもしれませんが、リスクも比例して大きいのでマイナス方向にいくと大変なことになりますから注意しましょう。
売買の逆を行う
レーザーテックの売買の時にやってしまった失敗談なのですが、デイトレードで空売りを行っていたはずですが、建値より下がった時に利確しようとして決済しようとした時によく確認すると買いで保有していて損失していたことです。
決済する時に最初は「なんで損失しているんだ?」とよく分からないことが起こるのですが、後から履歴を確認してみると逆に売買していることに気づきます。
これは信用取引で買いと空売りの両方を行う人に多いと思いますが、後からよく確認すると売買を逆に行っていたということが、意外と気づかない時に起こるのでエントリーした後に買いなのか空売りをしているのか確認するように癖つけましょう。
逆指値設定で大損する
私は逆指値の損切り設定で2000円以下になったら丁度2000円で損切り決済させるように指値を行う設定でやってチャートを見ずに放置していたのですが、市場が終了した後に確認してみると、なんと!2000円の損切り注文が約定されていないまま大きく損失していたことがありました。
これには意味がよく理解できずに、最初は証券会社の不具合で決済されていないのかと思っていましたが逆指値の仕様上であり違っていました。
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- 初心者には分からないと思うので逆指値設定の方法には注意が必要です。
特に、1000円以下になったら指値を1000円で合わせて同じ値段で損切り決済させるようなことは推奨しません。
ほとんどの場合、そのまま1000円を一気に下に突き抜けて約定せずにそのままさらに大きく下落していくケースがあります。
私の場合はこれで大損したことがきっかけで今では必ず指値設定ではなく、成り行きで損切り決済をさせるようにしています。
高値掴みで損切りをしない
過去にレジスタンスラインのブレイクアウト場所を使っている時に高値掴みをしてしまって、本来であれば損切する場所なのにそれ以下になってもまだ損切りせずに建値に戻るまで我慢しようとそのまま保有していた時がありましたが、建値場所の少し下まで戻って来た後に再度予想に反して大きく下落していくので最終的にはたまらず損切りした記憶があります。
何度も買いでエントリーした時にすぐに逆行して損切りまで到達することがありますが、途中からルールを守らずに意地でも建値に戻るまで損切りしないような行為をするのは大損しますから絶対にやらないようにしましょう。
それでも今までの5連敗は無かったことにして、再度しっかりと同じ資金管理方法でルールを守っていくメンタルが必要です。
窓あけで予想外の損失をする
決算日でもないのに急に訳の分からない想定外の大きな下窓あけで損失をしたことがあります。
「これはさすがに分かるか」とツッコミを入れたくなります。
持ち越しをする人であれば誰しも経験をしていると思います。
こういったケースは稀に起こるので予め想定外の大きな損失を見込んだ上で株を購入する金額を調整してエントリーした方がいいです。
そうしないと損切りしにくい状況に陥ってしまうので気をつけましょう。
まとめ
今回挙げた私が失敗した5つの体験談は以下になっています。
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- 決算をまたいで大損する
- 売買の逆を行っていた
- 逆指値設定で大損する
- 高値掴みで損切りをしない
- 窓あけで予想外の損失をしてしまった
この中で注意して欲しいのは決算直前に保有することです。
翌日にストップ安になってしまうと損切りしたくても売れない状況になりますから、決算発表前に保有しているのであれば一旦決済しておくことを推奨します。
もしかすると初心者時代にどんな人でも私が話した失敗談と同じ経験をしているかもしれません。
大損の経験をした人は失敗を糧にして反省し、少しずつ同じ過ちをしないように改善しましょう。
以下の記事では株で大損する人の特徴について解説しているので気になった方は読んでみてください。