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本にある勝てる手法を真似しても稼げない理由について解説

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本に書いてあった手法を真似しても稼げない…なんで?

勝てる手法じゃないの?

結論から言いますと、通用しない手法に変わっているか、元々勝てる手法ではないか、または手法が適合していないからです。

これは確認しないと明確には答えられないのでいくつかの原因を挙げました。

ほとんどの初心者の方は高勝率でとにかく勝てる手法を真似さえすれば大金持ちになれると思っていますが、相場はそんな簡単な構造にはなっていません。

これが何故なのかは実際に経験を積んでいかないと分からないと思いますが、考えられる原因はいくつかありますから1つずつ解説していきます。

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目次

実はルールを守っていない

本人でもよく気づいていないのが、書籍通りに毎回同じように手法を真似しているつもりでも、少し手法から外れたやり方を行ってしまっていることです。

これはほとんどの人がやりがちです。

というか初心者はほぼ100%確実にやっています。

・最初から同じ手法を毎回やり通せる人は皆無だと思っていいです。

手法から外れて損失の痛手を負うことで少しずつ反省して手法を確実に守っていくようになる過程を経験します。

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  • しっかり手法通り守っているのかどうか本当に確認できる方法として、ノートに記録する方法があります。
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頭の中だけで留めてのは都合よく考えたり、忘れてしまったりと、手法から外れていることにずっと気が付きません。

これで少しずつマイナス方向になっている原因の可能性がありますからしっかり確認する必要があります。

通用しない手法になっている

初心者の方が手法通りに毎回必ずやり通せるとは思えませんが、仮に本の通りに書いている手法通りに必ずやり通しているはずなのに何故か資金が増えない場合は、本が出版されてから長い期間が経っていて通用しない手法に変わっている可能性があります。

まず本にある手法を使用する場合は、前提として過去を検証してプラス収支になりえるのかを1つずつノートに記録して確認することから行わないと増えるのかどうか分かりませんしギャンブルをしていることと同じです。

何も確認してない状況ですとただただ減ってしまう場合があります。

ですから、長いこと経過して通用しない手法になっていないかどうかをまずは検証してみてください。

資金管理が合っていない

実際に勝てる手法であった場合に、必ず毎回やり通してはいるが資金が減ってしまう人は資金管理が怠っていることが原因になっているかもしれません。

1回の損失額を10%くらいでやってしまうと仮にたまたま10連敗が起きた場合は全ての資金を失ってしまいます。

これではいずれ破産するのも当たり前です。

トレードで何回も損失の経験を積み重ねると分かってくると思いますが、少しずつリスクを追うことが怖くなり徐々に1回の損失額設定が下がっていき1%以下くらいになってきます。

そうしないと資金ががっつり持ってかれてしまうためです。

メモ

1回の損失額は目安2%以下でやるのが最も安全的な運用方法と言われていますから、それくらいの損失額の範囲に合わせることでプラス収支になる一歩に近づけるでしょう。

読者と著者のチャートの見え方が違う

本で解説している手法の一部分だけ見ても著者の全ての手法の行い方が分かるとは限りません。

実はもっと細かい部分に制限をかけて資金を増やしている可能性もあります。

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  • 今まで長い期間手法に磨きをかけて経験を積んできた著者の人と、何もその手法のことについて分かっていない読者とではチャートの見え方が全く違うので、エントリーや決済場所が実は全然違っていたりする場合もありますから、これも増えない原因の1つになっている可能性があります。
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よく分かりやすい例で逆三尊でのエントリーがあります。

逆三尊が分からない人のために説明しますと、以下の画像のようにチャートの形状が逆N波動からN波動を描いた時に逆三尊が完成します。

N波動はNの形を描いた状況で、逆N波動は逆のNの形のことを言います。

ネックラインの引き方としては逆N波動の高値と、N波動の高値を引いていくと完成します。

逆三尊はこのネックラインを引いてブレイクすると下落相場から上昇相場に転じやすいと言われています。

では、以下の画像を見て、逆三尊でネックラインを割った場所から買いのエントリーする場合どの位置から入りますか?
ネックラインの線とネックラインをブレイクした後の買いエントリー場所がどこになるのか考えてみてください。

私の見え方の逆三尊の答えが以下になりますが、全く異なるはずです。

これは初心者でなくても、逆三尊の入り方は各個人の見え方によって異なる場合があります。

エントリー方法だけ教えましたが、これだけでもう違うはずです。

ですから、本を見て勝てる手法を真似したとしても実際に取引すると入り方が著者の人とは違っていて、本で真似ていた読者の人は勝てない手法を使っている可能性がありますから注意しましょう。

元々勝てる手法ではない

本に書いている手法が実は最初から勝てる手法ではなかった場合もあります。

特に、出版社から出していない書籍、数十万するような高額の情報商材にあったりする可能性もあります。

事前にその手法が通用するのかどうか分からないですから、すぐにトレードせずに検証を行って収益が出るのであれば使用しましょう。


伝説のトレーダー集団タートルズ

「優秀なトレーダーを育成することはできるのかどうか」について、有名なトレーダーのリチャートデニスと数学者のウィリアムロックハートは賭けをして実験を行った内容があります。

トレードに興味のある1000人を集めてその中から23人を選別してある一定のルールを行うように講義を行いました。

それが過去20日間の最高値を超えると買いをいれて、過去10日間の最安値を下回ると決済する内容です。

他にも決まった別の条件はありますが、これらのルールを叩き込まれた後に運用資金を23名のトレーダー集団(タートルズと呼ばれています)に与えてトレードを行わせました。

すると、優秀な成績を収める人もいた一方で、ルールから逸脱してしまい大きく損失をしてクビになった人もいたと言われています。

これは、勝てる手法を学んだとしても、誰でも必ず勝てるとは限らないということを証明した結果になっていると言えるでしょう。

真似して勝てるなら全員億万長者

本に書いている手法が仮に本当に勝てて増えるのであれば、何故勝てない人がいるのかと言いますと、先ほどの章で解説したトレーダー集団タートルズの実験内容のような結果になっている人がほとんどいるからというのも1つの原因ではないかと思います。

要は、多くの人がルールから逸脱してしまい余計なことを行っているためにマイナスになっているのです。

特に初心者に多いのが自己都合による途中の決済です。

これをずらせばずらすほど、本来得られる利益と損失しなければならない支出分の比率が崩れてしまいます。

この原因によって多くの人が自ら損失方向に向かっているわけです。

全員真似して勝てるのであれば億万長者になっているはずです。

ですが、ほとんどの人は途中からいらない手を加えて自滅して負けていくのです。

手法が適合していない

ルールを反省して改善しようとしても何度も外れてしまう場合は、手法が合っていない可能性があります。

すぐになるべく変えない方がいいのですが、何百回もトレードを行っていくら改善しようとしても逸脱してしまう場合は、手法を思い切って別のものに変えてみるのも1つの手ではあります。

そうしないとひたすら負け続けてしまう可能性もありますから自分のメンタルに合った手法の作成を検討してみましょう。

長く勝ち続けられる手法は存在しない

衝撃的なことを言いますと裁量でもFXのEA(自動売買)でも手法が通用しなくなる時はどちらも必ずあります。

何故なら相場は少しずつ変わっていくようになっていますから、苦手な相場状況というのがどこかで訪れてしまうのです。

これに対処する方法としては、再度通用するまで待つのか、または別の手法と使い分けて対応する方法があります。

手法はいずれ再度通用する時はくると思いますが、またいずれ苦手な相場になると通用しなくなります。

一時的に有効に使えたとしてもその後はずっと手法が使えなくなる可能性もありえます。

それがいつそうなるのかは誰にも分かりません。

ポイント

一生勝ち続けられる手法は存在しないということは理解しておきましょう。

真似た手法を応用する

もしマイナス収支が続くようであれば、本を読んで手法を真似た後に自分なりの手法に改善して応用するのもいいです。

エントリーしていた場所を変えたりとか、損切りが多いのであれば損切り位置をエントリーに設定して利確と損切りの設定はそのままの幅を移動させたりしてどうなるのか確認していきましょう。

そうすることで何か勝てるきっかけになるかもしれません。

まとめ

本にある手法を真似しても稼げない主な理由は以下を挙げました。

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  • 本人も気づかずにルールを守っていない
  • 長い期間が経過して通用しない手法に変わっている
  • 1回の損失比率が大きすぎる資金管理を行っている
  • 読者と著者のチャートの見え方が違う
  • 元々勝てる手法ではなかった
  • 手法が適合していない
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本の手法が本当に勝てるとしても、全員が必ず適合して勝てるとは限りません。

合わない人は途中からルールを何回も逸脱してマイナス収支になってしまいます。

真似た手法を応用して自分に適合した別の手法にするのも1つの策になりますから、参考程度に検討してみてください。

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この記事を書いた人

トレーダー歴8年目。
株の研究をしつつブログを書いています。
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